工場改善 IoT Arduino開発

現場の悩みに解決手段を

【作業改善】副資材の在庫管理2

あれから担当者の引き継ぎや何やかんやあったんですが、いろんな人の協力を得てなんとかできました。
棚卸しと共に運用できそうです...
と思ったんですがその間に会社のOS更新やOfficeのアップデートのタイミングが重なり、AccessDBとの連携がうまく行かないんです。
どうしたもんか...みんなぁ~おらに力を貸してくれ。

とりあえずここまできたので残しておきます。
今までの業務フローの見直し、それに合わせた管理ツール開発、利用部門や利用者への説明と合意ect...
こういう改善策やツールって使ってもらう人への説明と理解してもらうのが一番たいへんなんですよね。
納得して使ってもらえなければそれはどんなものでも続かないし、誰も幸せにならないですからね。
今回は非常にやりやすい職場でした。

【業務フローの調査と提案時にいつも大変だと思うこと】
1.人によってやってるとか、やってないとか認識がバラバラだった。
 これ職場は経験上だと管理者と担当者の間で起こることがありました。「担当者に一任していますから担当者に聞いてください←キリッ」な場合かなぁ。
 担当者が複数人の場合で担当者間で言ってることバラバラの場合は、マニュアルさえなくて雰囲気やなんとなくでやってる場合があるんですが、まぁこれは結構酷い場合。
 今回は比較的上記の齟齬がすくなくて話が進みやすかったです。

2.入力が面倒だから管理したくない人と管理できたら納期遅延が減って管理が楽になる人との意見があった。
 自分の仕事が増えるかもしれないリスクを負うのって嫌ですよね。それが全体最適化だとしても、自分が手間だと感じたら全体が悪くなるように見えてしますんですよね。
 認知心理学だと認知バイアス?でしたっけ?
  要するに何が言いたいかというと、私よりその人の能力に優劣がどうこうってことではなくて、みんなな何かしらそういう心理が働いて反応してしまうってことですね。
 今回はなかったですが、以前会議中に提案しただけで机叩いて怒られたこともあって結構ドキドキするんですよ。だからほら...議論をしているんだからすぐに反応して怒らないで。

上記のことが起きないように、やっていること
・業務フローを作るときから一緒に調査するようにして活動に巻き込んでおく。
・活動が始まっていきなり何のツールや改善をするかって話になったら、一旦業務のフローを教えてもらって現状を図にして問題点を整理する。
・みんな何かしらの先入観はあれど、良くしたいと思ってると考えて、現場の方に寄り添って考えてみる。


【ツールの仕様】
1.BluetoothのSPPプロファイルで送れるバーコードリーダと体重計(別記事似て紹介)をPCにペアリングする。
2.体重計は約1s毎にひたすら重量を送信する。
3.副資材には一意のバーコードラベルを付与してAccessのDBに登録しておく。
4.発注点を決めてAccessのDBに登録する。
5.バーコードリーダを読み取ったら時に入力されていた重量を管理ツールを介してAccessのDBに登録する。
6.重量が発注点を割ったら注文アラートを出す。


【利用者が運用でやること】
1.作業者は接着剤、コーティング剤を取り出し後に重量計に乗せて副資材のバーコードを読み取りAccessに登録する。
  使うたびに在庫量を更新する。
2.管理者は常に最新の在庫を確認できるので、発注点を割ったら注文。(定量発注方式)
  有効期限の管理は週1回の廃却日に確認する。

これできたら紙に書いての管理と、紙を見ながら棚卸ししていた業務がやっと開放されますね。令和3年の話です。
進展あったらまた書きます。

【嬉しかったこと】
・Fritzingがだんだん使えるようになった。
マイコンを使える様になって会社で仕事の幅が増えた。(でも会社のPCだとプロキシやらの制限で開発環境の構築がまだできないです)

以前ビックサイトでやってるIoT展とか見に行くとArdoinoタッパーに入れとるやん!とかあるので趣味で自作してみようかな。

おわり